TOKYO“WAI-GAYA”JOURNAL

アクセスカウンタ

zoom RSS 濱口健/Ken Hamaguchi「Selected Old Stuff Vol.1-」

<<   作成日時 : 2011/11/16 18:24   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 0

画像濱口健/Ken Hamaguchi「Selected Old Stuff Vol.1-」

期間:2011年11月15日 (火) - 12月3日(土)
会場:メグミオギタギャラリー(銀座)

*レセプション:11月15日(火)17:30 - 19:30 
*トークショー:11月18日
(金)19時より ゲスト:都築響一氏 予約不要。どなたでもご参加頂けます。

会場MAP:http://www.megu
miogita.com/Information/index.html



☆濱口健「Selected old stuff Vol.1」展によせて 山口裕美(アートプロデューサー)
 
2008年春、「Power of Japanese contemporary art」(アスキー)を出版した直後、高橋コレクションで有名な高橋龍太郎先生から「濱口健さんに興味がある」との連絡を頂戴した。本人を連れて、田町の高橋クリニックを訪問した日が懐かしい。2,3回グループ展に参加しただけだった濱口健の作品は、即座に高橋コレクションに加わり、2008年から2009年にかけて全国を巡回した「ネオテニー・ジャパン‐高橋コレクション」展で展示はされなかったものの、カタログのP156、P157の両開きに神楽坂の高橋コレクションでの展示風景が掲載された。これはこれから始まるであろう濱口健伝説の1つである。
 
その濱口健が満を持して、初個展を開催することになった。場所は銀座のメグミオギタギャラリー。展示空間の広さと地場の持つ魅力には定評がある。荻田さんと連れだって濱口健のアトリエを訪問し、新作を見てきたが、そのクオリティーの高さに私も荻田さんも舌を巻いた。

海外で日本の現代アートの魅力についてレクチャーをする時、私は日本人画家のデッサン力を挙げる。さらに斬新な画面の構成力も付けくわえる。どちらも兼ね備えていることが、世界へ押し出す日本現代アーティストの条件だと思っているからだ。

濱口健の作品は、見た目よりもかなり手間がかかっており、例えば、妖艶な金髪女性のしどけない姿を描いたのち、その上から石碑に描かれているような古漢字を描いていく。さらにその上にショベルカーを加えて描いたりする。金髪女性の絵だけでも面白いし、文字だけでも面白い、ショベルカーの存在感も圧倒的だ。しかし、これでもか、というように上からかぶせていってしまう。「もういいんじゃないの?過剰にしなくても」と言いたくなるのだが、彼のコンセプトの中心にどうも「台無しにすること」があるようなのだ。台無しな絵画を完成させるための労力を厭わない画家とは!
 
ときどき、私は濱口健はまだ自分のパワーの8割くらいしか出していないのではないか、と思ったりする。余力を残しつつ、次のもっと面白い絵画に狙いを定め、描き出す。人が自分の作品を通して、喜んでくれたり、笑ったり、意味深に考え込む姿を楽しんでいるとしか思えない。この手のタイプの他の画家の存在を私は知らない。ユニークで貴重なカテゴリーの画家の登場だ。どう考えて見ても、非凡な才能である。



テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文



 
濱口健/Ken Hamaguchi「Selected Old Stuff Vol.1-」 TOKYO“WAI-GAYA”JOURNAL/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる