TOKYO“WAI-GAYA”JOURNAL

アクセスカウンタ

zoom RSS 芸術係数プレゼンツ藤城嘘個展「キャラクトロニカ」

<<   作成日時 : 2013/08/01 19:49   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

画像芸術係数プレゼンツ藤城嘘個展「キャラクトロニカ」

芸術係数はこの度、芸術係数プレゼンツ藤城嘘個展「キャラクトロニカ」を開催いたします。なお、本展はEARTH+GALLERYのご協力の上、同ギャラリーを会場として開催されます。

藤城嘘は1990年、香港出身の父親と日本人の母親のもと、東京で生まれました。ポスト冷戦世代として、そしてデジタル・ネイティブの世代として、彼の創作にはグローバルな文化状況とインターネットに代表される情報技術革新が大きな影響を及ぼしています。藤城は幼少期からマンガ、アニメ、ゲームなど日本のポップ・カルチャーの影響を受けて育ちました。幼年時代の彼にとってキャラクターを描くことは、周囲とのコミュニケーションを可能にするためのチャンネルでもありました。それが2008年にポストポッパーズ、続く2009年にカオス*ラウンジという、主にネット上で作品を発表しているアーティストたちを集めた集団制作のプラットフォームの結成に繋がりました。以降、藤城はアーティストとして作品制作/発表活動を行いつつ、キュレーターとしてネット絵師を始めとする若いアーティストたちを集めて展覧会を数多く開催してきました。彼のこの活動は、主にインターネットの中で活動する絵師たちが、ギャラリーなどのリアル・スペースに進出するためのきっかけを提供することになります。 現在の日本のアートシーンでは当たり前のこととして認知されるこうした動向も、つい数年前までは異例な事態であったことを考えると、藤城の功績は極めて大きなものであったと言えるでしょう。

アーティストとしての藤城は、デビュー以来一貫してキャラクターをモチーフに取り上げてきました。 彼にとってキャラクターは個人的な欲望の対象であるとともに、現代社会を生きる人間のありようを反映する一種の自画像でもあったのです。それゆえその表現は、魔術的な欲望を喚起する存在としてキャラクターを召還しつつ、一方でキャラクターと都市/風景/言語などのモチーフを通じてその生産と消費をめぐる社会的/文化的諸関係を美学的に考察するという両義的なアプローチをとって来ました。本展に出品される展覧会タイトルと同名の新作絵画シリーズ 「キャラクトロニカ」はそうした藤城の実践を象徴する作品であり、 キャラクターの存在条件をめぐる新しい物語を紡ぎだす試みでもあるのです。

「キャラクトロニカ」展は、会場の構造を活かした2部構成となっており、ギャラリー空間では上述の新シリーズに加え、3.11後に被災地を訪れた経験をきっかけに制作された2枚組の大作「Day」と「Night」などの絵画作品を展示します。そしてラウンジ空間は藤城の過去作品やドローイング、作品制作の資料、収集物などがインストールされたカフェエリアとして機能します。

芸術係数プレゼンツ藤城嘘個展「キャラクトロニカ」
会 期:2013年7月13日(土)-8月4日(日)*月曜休廊
開廊時間:11:00-19:00
企 画:辻憲行(芸術係数http://gjks.org/
入 場:無料
会 場:EARTH+ GALLERY(アースプラスギャラリー)
http://coexist-tokyo.com/INFORMATION/info.html

藤城 嘘(ふじしろ・うそ)
1990年生まれ。日本大学芸術学部美術学科在籍。美術作家。作家活動に平行して、集団制作/展示企画活動を展開する。「カワイイ」・「萌え」などの日本的/データベース的感性をベースに、キャラクターの存在論を問う絵画作品を制作する。個展「モストポダン」(2010)、カオスラウンジとして「破滅*ラウンジ」(2010)、F/T2011主催作品「カオス*イグザイル」、「受け入れ」展(2012)など。

辻憲行(つじ・のりゆき)
1970年生まれ。キュレーター/翻訳。山口大学大学院人文科学研究科美学美術史専攻修了。1998年から2006年まで秋吉台国際芸術村(山口県)にてチーフ・キュレーターとしてレジデンス、展覧会、WS、セミナーなどの企画・運営を行う。2008年から2010年まで東京都写真美術館学芸員。主な企画展(共同企画も含む)は、「アート・イン・ザ・ホーム」(2001)、「チャンネル0」(2004)、「トランスフォーマー」(2005)、第1回/第2回恵比寿映像祭(2009/2010)。芸術係数主宰。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文



 
芸術係数プレゼンツ藤城嘘個展「キャラクトロニカ」 TOKYO“WAI-GAYA”JOURNAL/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる