「ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」

「ベルギー奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」 現在のベルギーとその周辺地域では、中世末期からの写実主義の伝統の上に、空想でしかありえない事物を視覚化した絵画が発展しました。 しかし18世紀、自然科学の発達と啓蒙思想がヨーロッパを席巻するなか、不可解なものは解明されてゆき、心の闇に光が当てられるようになります。 かつての幻想美術の伝統が引き継がれるのは、産業革…

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xhe(ジー)/ 清水美帆 × ディスコダニー

清水研介さんの妹・清水美帆さんからのお知らせです。 「xhe(ジー)/清水美帆 × ディスコダニー」 English below 2017年8月25日(金)~27日(日) 11時~21時(初日は14時オープン) BANK GALLERY http://bank-gallery.com/ 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-14-5 清水は、シンガポールと…

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本と美術の展覧会vol.1 絵と言葉のまじわりが物語のはじまり 絵本原画からそうぞうの森へ

「本と美術の展覧会vol.1 絵と言葉のまじわりが物語のはじまり 絵本原画からそうぞうの森へ」 本展は、美術館と図書館の複合施設である太田市美術館・図書館が、本と美術の多様なかかわりをテーマとして継続的に実施する<本と美術の展覧会>第一弾です。 初回は、絵本・児童書を重点的に収集している本館として、絵本原画を出発点に、絵と言葉の想像力=創造力をめぐる展覧会を実施します。 …

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O JUN × 棚田康司「鬩(せめぐ)」

O JUN × 棚田康司「鬩(せめぐ)」 伊丹市立美術館では開館30周年を記念し、画家O JUN(おうじゅん)と彫刻家・棚田康司(たなだこうじ)の二人展を開催いたします。 O JUN と棚田康司は1997年に初めて出会って以来、「絵画」と「彫刻」と異なる分野で活躍しながらも互いに刺激を与え合い、二人展の開催や作品を通した交流など、共鳴と緊張をもって関係をつづけてきました。 そし…

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ボストン美術館の至宝展―東西の名品、珠玉のコレクション

「ボストン美術館の至宝展―東西の名品、珠玉のコレクション」 世界有数の規模と質を誇るボストン美術館のコレクションは、国や政府機関の経済的援助を受けず、ボストン市民、個人コレクターや企業とともに築かれています。 本展では、美術館を支えてきた数々のコレクターの物語に光を当てながら、発掘調査隊の成果を含む古代エジプト美術から、歌麿や蕭白らによる日本・中国美術の名品、ボストン市民の愛したモネ…

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リボーンアート・フェスティバル2017

「リボーンアート・フェスティバル2017」 Reborn-Art Festivalとは、「アート」「音楽」「食」を楽しむことのできる新しいお祭りです。 このお祭りでは、石巻中心市街地と牡鹿半島にて、国内外の現代アーティストたちの作り上げた作品が地元の方々の協力のもと展示され、さまざまなスタイルの音楽イベントが開催され、さらには、石巻を含む東北のシェフのみならず、国内外の有名シェフたち…

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地獄絵ワンダーランド

「地獄絵ワンダーランド」 http://www.mitsui-museum.jp/english/english.html 約2500年前、釈迦はこの世を生死輪廻が繰り返される「迷い」の世界と見ました。 科学が進んだ現代も、戦争や災害、貧困などが絶えず、この世は混迷の度を深めています。 真実に目覚めることで、迷いの世界から解脱して、涅槃(悟り)の境地に至る教えが釈…

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レオナルド×ミケランジェロ展

レオナルド×ミケランジェロ展 15世紀イタリアで画家として才能を発揮し、建築、科学、解剖学の分野にまで関心を広げ「万能人」と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチ。10代から頭角を現し「神のごとき」と称された世紀の天才彫刻家ミケランジェロ・ブオナローティ。 本展は、芸術家の力量を示す上で最も重要とされ、全ての創造の源である素描(ディゼーニョ)に秀でた2人を対比する日本初の展覧会です。素描の…

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project N 68/MORI Hiroshi

Memories #1/acrylic, urethane, silver mirror coating, UV silk screen printing on aluminium panel/163.0 x 224.0 x 3.2cm/2014/Collection of Kinosho Kikaku project N 68/MORI Hiroshi Sat.8.July - S…

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荒木経惟/写狂老人A

「荒木経惟/写狂老人A」 荒木経惟は、1960年代から今日まで第一線で活躍をつづけ、日本を代表する写真家の一人として世界的な評価を得ています。 本展では、70歳を越えてさらに活発な制作を繰り広げる荒木の近作、最新作を壮大なスケールで紹介します。 荒木はその被写体や手法が多岐にわたることで知られますが、写真についての飽くなき探求は、50年以上の活動を経て現在もなお、とどまるところ…

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アルチンボルド展

「アルチンボルド展」 http://arcimboldo2017.jp/english/ ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)は、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した、イタリア・ミラノ生まれの画家です。 自然科学に深い関心を示したマクシミリアン2世、稀代の芸術愛好家として知られるルドルフ2世という神聖ローマ皇帝たちに寵愛されたアルチン…

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サンシャワ-:東南アジアの現代美術展/1980年代から現在まで

サンシャワ-:東南アジアの現代美術展/1980年代から現在まで 人口約6億人。多民族、多言語、多宗教の東南アジア地域ではダイナミックで多様な文化が育まれてきました。 経済発展が目覚ましい近年、その現代アートの動向にも世界中から大きな注目が集まっています。 「天気雨」を意味する展覧会タイトル「サンシャワー」は、東南アジア地域では頻繁にみられる気象現象であり、紆余曲折の歴史を経てき…

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現代版画の鬼才/一原有徳

”現代版画の鬼才” 一原有徳  一原有徳は、1910(明治43)年徳島県に生まれ、幼少時に小樽に移住してから長く小樽を拠点に活動を続けた版画家で、国内のみならず海外でも高い評価を受けています。 また、版画家以外に登山家や俳人としても多くの足跡を残しています。 若い頃から美術に関心があった一原有徳ですが、当時は画材を購入する経済的余裕がなかったため制作活動はできず、職場(小樽地方…

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ジャコメッティ展

「ジャコメッティ展」 スイスに生まれ、フランスで活躍したアルベルト・ジャコメッティ(1901-1966年)は、20世紀のヨーロッパにおける最も重要な彫刻家のひとりです。 アフリカやオセアニアの彫刻やキュビスムへの傾倒、そして、1920年代の終わりから参加したシュルレアリスム運動など、同時代の先鋭的な動きを存分に吸収したジャコメッティは、1935年から、モデルに向き合いつつ独自のスタイ…

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横尾忠則/十和田ロマン展/POP IT ALL

「横尾忠則 十和田ロマン展 POP IT ALL」 1970年代初頭、横尾忠則は2年間にわたり日本各地を旅し、風景画を制作しました。その「日本原景旅行」シリーズの中には、十和田で描いた「十和田湖 奥入瀬」(1973 年)も含まれています。 この“渓谷の奔流”は、後の画家・横尾の代表的テーマ「瀧」のルーツとも言われています。瀧の連作はまた、テクナメーションと呼ばれる手法により、光が流水…

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そして彼らは伝説になったー20世紀の芸術家たち

ハイム・スーチン《祈る男》1921頃北海道立近代美術館蔵 「そして彼らは伝説になったー20世紀の芸術家たち」 1973(昭和48)年に美術館開設準備室が発足し、1977(昭和52)年7月に開館した北海道立近代美術館は、今年で40周年を迎えます。 美術作品の収集活動は、美術館活動の生命とも言われますが、これまで「北海道の美術」「日本近代の美術」「エコール・ド・パリ」「ガラス工芸」…

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アフリカの仮面と彫像

アフリカの仮面と彫像 アフリカの仮面文化は、赤道周辺の熱帯雨林やサバンナの森林地帯で育まれました。こうした地域では、祖先の霊や精霊への信仰に基づき、成人や葬送などの重要な儀礼の際に仮面舞踊を行ないます。このとき祖霊・精霊が仮面に宿り、人々に生命力を授ける、死者の魂を然るべき場所へ送るといった役割を果たすといわれています。 この直接目には見えない祖霊・精霊の力を、人間や動物の姿に託し、…

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リアルのゆくえ/高橋由一、岸田劉生、そして現代につなぐもの

「リアルのゆくえ/高橋由一、岸田劉生、そして現代につなぐもの」 江戸時代から徐々に招来された西洋画は、その科学的な写実技法が伝統的な日本の絵画と大きく異なり、当時の人々に衝撃を与えました。 高橋由一は西洋の石版画と邂逅し、その迫真の描写に感動して洋画家を志しました。彼にとって写実とは、自然や身近なものなど外界に対する清新な感動を伝える手立てとして機能しました。 さらに大正期、岸…

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清水研介さんからのお知らせ

清水研介さんからのお知らせが届きました。 スペインから今度はフランスへ移動して個展の開催です。 活躍されています! ------------------------------------------- 清水研介です。 いつも、いろいろと、どうもありがとうございます。 お知らせがあります。 5月18日から、パリで私の個展が開かれます。 清水研介の個展: フランス…

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ロシア科学アカデミー図書館所蔵/川原慶賀の植物図譜

「ロシア科学アカデミー図書館所蔵/川原慶賀の植物図譜」 長崎の絵師、川原慶賀 (かわはらけいが、1786-1860?) は江戸時代後期、日本人の立ち入りが厳しく制限されていた出島の出入りを許され、オランダ商館の求めに応じて、日本の様々な文物を描いた膨大な数の絵画を制作していました。 とりわけ、慶賀は出島のオランダ商館の医師として来日したドイツ人の医師・博物学者、フィリップ・フランツ・…

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ヴォルス/路上から宇宙へ

「ヴォルス/路上から宇宙へ」 ヴォルス(1913-1951)は音楽と詩に親しみ、独学で絵を描くようになった稀有な芸術家です。 ドイツに生まれ、1930年代にパリで写真家として成功するも、ドイツとフランスの戦争が始まると敵国人として収容所などを転々とします。不遇な環境下で描画の才能を伸ばし、第二次大戦後はサルトルら文学者に認められ、死後は「アンフォルメルの先駆者」と評されました。 …

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木×仏像-飛鳥仏から円空へ/日本の木彫仏1000年

「木×仏像-飛鳥仏から円空へ/日本の木彫仏1000年」 本展覧会は日本の木彫仏の魅力を再発見することを目的とし、素材である「木」に注目しながら鑑賞していただく企画展です。一本の樹木にこだわり、由緒ある古材にこだわって造られた仏像。その造形に親しみ、楽しむ空間を提供いたします。 日本人は古来より樹木に対して畏敬の念をもって見あげてきました。先ごろ造替のなった出雲大社の心御柱(しんのみは…

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絵画は告発する/板橋区立美術館・館蔵品展

「館蔵品展・絵画は告発する」 板橋区立美術館では開館以来、池袋モンパルナス界隈に集まった画家や板橋に暮らす画家の作品を収集、展示してきました。これらの中には、日本の社会状況を反映した作品があります。 1920、30年代に最盛期を迎えたプロレタリア運動は美術界にも広まり、労働者や指導者の姿を描いた作品が発表されました。この運動を目のあたりにした井上長三郎は社会に鋭い眼差しを向け、満洲事…

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よみがえる画家/板倉鼎・須美子展

板倉鼎「木影」(1922) 油彩・キャンバス] 「よみがえる画家/板倉鼎・須美子展」 1920年代、共にパリに留学し魅力的な作品を数多く残しながら、惜しくも早世した板倉鼎(かなえ)・須美子夫妻の画業を回顧するとともに、二人と親交の深かった岡鹿之助はじめ、当館所蔵の、同時代にヨーロッパ留学・滞在中の画家たちが描いた作品で学んだ作家たちの作品をあわせて展観し、これまで一般にはあまり知られ…

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清水研介さんからのお知らせ

フィンランドの清水研介さんからお知らせです。 久しぶりの個展をスペインのバルセロナで行うそうです。 楽しみ!! My solo exhibition in Barcelona (バルセロナで私の個展) My solo exhibition will be held at the Galería Aragón 232 (Aragon 232 Gallery), …

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ライアン・ガンダー/この翼は飛ぶためのものではない

「ライアン・ガンダー/この翼は飛ぶためのものではない」 ライアン・ガンダーは、1976年イギリスに生まれ、母国とオランダで美術を学び、2000年代初頭から世界各地で個展を開催するとともにドクメンタなど著名な展覧会にも参加してきました。 この芸術家の仕事は、美術作品や普段の生活で遭遇する物事を素材として、オブジェ、インスタレーション、絵画、写真、映像、印刷物などを制作するもので、多彩で…

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アドルフ・ヴェルフリ/二萬五千頁の王国

アドルフ・ヴェルフリ/二萬五千頁の王国 アウトサイダー・アート/アール・ブリュットの芸術家として世界的に高く評価されながらも、日本ではほとんど知られていないアドルフ・ヴェルフリ[1864-1930]の、日本における初めての大規模な個展です。 スイスのベルン近郊に生まれ、孤独で悲惨な幼少期を送ったヴェルフリが絵を描き始めたのは、罪を犯し、精神科病院に収容されて数年後の35歳のとき。以後…

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