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zoom RSS われわれは〈リアル〉である 1920s −1950s プロレタリア美術運動からルポルタージュ絵画運動

<<   作成日時 : 2014/05/07 02:40   >>

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画像尾藤豊「川口鋳物」1954年 郡山市立美術館蔵

タイトル:われわれは〈リアル〉である 1920s −1950s プロレタリア美術運動からルポルタージュ絵画運動まで:記録された民衆と労働
会場:武蔵野市立吉祥寺美術館
会期:2014年5月17日(土)−6月29日(日)
会期中の休館日:5月28日(水)、6月25日(水)
開館時間・・・午前10時〜午後7時30分
入館料 ・・・ 100円
(小学生以下・65歳以上・障害者は無料)

今回の展示は1920年代から1950年代という激動の社会の中であらわれた、美術と民衆(労働者)との接近という事象に目を向ける、ユニークな企画です。

本展示は以下の3部で構成されます。

1. プロレタリア美術運動とその時代
プロレタリア美術運動からは、漫画・グラフィック分野で八面六臂の活躍をみせた柳瀬正夢の油彩画・ポスター・漫画原画などと、岡本唐貴とともに社会主義リアリズムに範をとるタブロー制作をすすめた矢部友衛の作品、同運動に関わる絵葉書や出版物など諸々の資料を展示します。この運動とは一線を画す〈エロ・グロ・ナンセンス〉的漫画の小野佐世男、下川凹天らがとらえた民衆・労働者像と併せて、濃厚な時代の雰囲気を複眼的にご体感ください。
また、1919年の黒耀会結成など、平民美術運動の先駆者として近年再評価の進む望月桂による貴重な漫画資料も見逃せません。

2. 戦争と民衆 戦争画と勤労・増産絵画 
対外的緊張が高まる中、民衆運動は激しい弾圧の下に挫折し、代わって、数多くの絵描きによりいわゆる戦争画が生み出されるようになりました。この時期には、銃後の社会を支えるための労働も盛んに絵画化されました。タブローのみならず、雑誌や漫画の表紙にも、特に女性の増産・勤労姿が顕著に登場しています。
武蔵野市所蔵の戦争画・増産画と併せて戦時下の民衆文化を形づくった雑誌・双六等のめずらしい資料が並びます。

3. 戦後、ルポルタージュへ
敗戦後は戦前のプロレタリア美術運動を引き継ぐ動きも見られ、とりわけ漫画家たちのフットワークは軽く、いち早く諷刺画による社会批判を再開します。この時期は、多彩な文化芸術活動が、政治的運動との強い結びつきの中で展開されていきました。占領終了期頃には、各地で頻発する土地闘争、労働争議、加えて朝鮮戦争という更なる脅威を背景に、事件や労働の現場に自ら出向き、これを記録・報告(=ルポルタージュ)しようという動きが青年画家たちの間から沸き起こります。喪失と錯乱の世相、新しいやり方で社会の現実=〈リアル〉を描き出すことこそ、芸術の使命であると考えられました。画家や漫画家たちはそれぞれの立場から社会や人間の〈リアル〉に迫ろうとしたのです。
ここでは浜田知明、利根山光人、鈴木賢二らの版画、飯田善國、池田龍雄、桂川寛、高山良策、中村宏、尾藤豊の油彩画を同時期の関連出版物、記録映画などとともにご覧いただきます。
この時期、民衆は描かれるだけでなく、みずから創作し、自己発信します。1950年代以降、全国各地の職場では漫画や版画などのサークル運動の機運が高まりましたが、本展にはこれに関わる貴重な資料類も出展されます。

以上、なかなか目にする機会のない、集結することのない作品・資料100余点が吉祥寺に会します。〈民衆=マッチョな労働者〉だけじゃない、〈素朴かわいい〉イラストや漫画にもぜひご注目ください!!

*かなり面白そうな展示だと思われます!
行くぞ!

http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/index.html

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