アクセスカウンタ

<<  2017年5月のブログ記事  >>  zoom RSS

トップへ


リアルのゆくえ/高橋由一、岸田劉生、そして現代につなぐもの

2017/05/26 16:34
画像「リアルのゆくえ/高橋由一、岸田劉生、そして現代につなぐもの」

江戸時代から徐々に招来された西洋画は、その科学的な写実技法が伝統的な日本の絵画と大きく異なり、当時の人々に衝撃を与えました。

高橋由一は西洋の石版画と邂逅し、その迫真の描写に感動して洋画家を志しました。彼にとって写実とは、自然や身近なものなど外界に対する清新な感動を伝える手立てとして機能しました。

さらに大正期、岸田劉生は北方ルネサンスの巨匠たちの「クラシックの美」をめざし卓抜した描写力で写実を極めました。それは現実を超え出る写実であり「内なる美」の表出として高く評価されています。

劉生および彼の率いる草土社は同時代の青年画家たちに大きな影響をもたらしました。

ここにおいて写実は外界の描写のみならず内面を表出する手段として機能しました。由一と劉生の事物に対するアプローチは異なりますが、両者とも偽りのない心情を示すため細部まで写実的に再現する必要があったことに変わりはありません。

今また細密描写による写実が注目されています。

本展は、移入され150 年を経た写実がどのように変化しまた変化しなかったのか、日本独自の写実とは何かを作品により検証し、明治から現代までの絵画における写実のゆくえを追うものです。

会場:平塚市美術館 
会期:2017年4月15日(土)〜6月11日(日)
入場料:一般=800円、高大生=500円、中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
休館日:月曜日
開館時間:9:30〜17:00
*入館は閉館の30分前まで

http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/

記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0


Sculpted Spirits in Wood: SUNAZAWA Bikky

2017/05/20 19:03
画像Sculpted Spirits in Wood: SUNAZAWA Bikky

This is the first individual exhibition featuring the postwar master sculptor SUNAZAWA Bikky (1931-1989) to be held in a public museum in Honshu.

Born to Ainu parents in Asahikawa, Hokkaido, Sunazawa was active at the Modern Art Association and other groups from the 1950s to the 1960s. Shown in this exhibition are approximately twenty sculptures including the Mask series from the 1970s when the artist reached maturity, God's Tongue, and TOH.

With over forty additional paintings and drawings, the world of Sunazawa Bikky representing his empathy with nature is explored.

「木魂(こだま)を彫る/砂澤ビッキ展」
戦後日本の彫刻界の巨匠砂澤ビッキ(1931-1989)の本州の公立美術館で初の個展を開催します。

砂澤ビッキは北海道旭川市にアイヌの両親のもとに生まれ、1950年代から60年代にかけてモダンアート協会で活躍しました。

本展ではその後の円熟期に入った1970年代に制作された<木面>シリーズ、まさに「木魂こだま」を彫ったというべき《神の舌》や《TOH》をはじめ、自然との交感を表現したモニュメンタルな作品《風に聴く》など彫刻約20点、アクリル絵画や素描デッサン約50点を展示することで、彫刻家・砂澤ビッキの知られざる側面に光を当て、その創造の秘密を探ります。

「木魂(こだま)を彫る/砂澤ビッキ展」
会場:神奈川県立近代美術館 葉山 
会期:2017年4月8日(土)〜6月18日(日)
入場料:一般=1,200円、20歳未満・学生=1,050円、65歳以上=600円、高校生=100円
休館日:月曜日
開館時間:9:30〜17:00
*入館は閉館の30分前まで

http://www.moma.pref.kanagawa.jp




記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0


清水研介さんからのお知らせ

2017/05/13 18:49
画像清水研介さんからのお知らせが届きました。
スペインから今度はフランスへ移動して個展の開催です。
活躍されています!


-------------------------------------------

清水研介です。
いつも、いろいろと、どうもありがとうございます。
お知らせがあります。
5月18日から、パリで私の個展が開かれます。

清水研介の個展:
フランス、パリにある、ギャラリー・サテリット(Galerie Satellite)にて。

2017年5月18日(木)から2017年5月31日(水)まで。

オープニング(vernissage)は、5月18日(木)の午後5時から。

開廊時間:月曜から土曜の、午後1時から午後7時まで。日曜日と祝日はお休み。

画廊の住所:7, rue François de Neufchâteau 75011 Paris

画廊の地図などは、画廊のフランス語のこちらのウェブサイトにあります:
http://galeriesatellite.jimdo.com/

画廊は、隣り合った二つのスペースがあります。
もう片方のスペースでは、Boris Nieslony 氏の展覧会が開かれます。
これら二つの展覧会のオープニングは同じ時間、5月18日(木)、17時からです。
また、オープニングでは、18日(木)の19時に、Boris Nieslony 氏がパフォーマンスをする予定です。

画像は、パリでの個展で展示予定の清水研介の作品「This Music This Evening」です。

清水研介
ホームページ:
http://www.kensuke-shimizu-art.com/

-----------------------------------




記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0


ロシア科学アカデミー図書館所蔵/川原慶賀の植物図譜

2017/05/12 17:12
画像「ロシア科学アカデミー図書館所蔵/川原慶賀の植物図譜」

長崎の絵師、川原慶賀 (かわはらけいが、1786-1860?) は江戸時代後期、日本人の立ち入りが厳しく制限されていた出島の出入りを許され、オランダ商館の求めに応じて、日本の様々な文物を描いた膨大な数の絵画を制作していました。

とりわけ、慶賀は出島のオランダ商館の医師として来日したドイツ人の医師・博物学者、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト (1796-1866) と交流を深めました。

日本の自然や生活文化、特に植物に対して強い関心を持ったシーボルトの要求に応えて西洋画法を習得した慶賀は、彼に随行し、長崎や江戸参府の途上で、植物の姿かたちを正確にうつした写生図を数多く描きました。シーボルトがヨーロッパに持ち帰った慶賀や他の絵師による植物図譜のうちおよそ1,000点はシーボルトの死後ロシアに渡り、現在ロシア科学アカデミー図書館に収められています。

慶賀の人物像を明らかにする資料は少なく、その多くの部分は謎に包まれています。しかし植物図譜をはじめ、長崎の風景や人々の暮らしを描いた作品は、この画家が鋭い観察眼と、見たものを生き生きとうつしとる高い技量を持っていたことを物語っています。

本展では、ロシア科学アカデミー図書館が所蔵する川原慶賀の植物図譜から125点を紹介するとともに、国内に所蔵されている作品資料を通して、慶賀の眼が何を見つめ、どのようにうつしとっていたのかをたどります。

会場:埼玉県立近代美術館
会期:2017年4月8日(土)〜5月21日(日)
入場料:一般=1,000円、大高生=800円、中学生以下は無料
休館日:月曜日(ただし、5/1は開館)
開館時間:10:00〜17:30
*入館は閉館の30分前まで

http://www.pref.spec.ed.jp/momas/


記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0


ヴォルス/路上から宇宙へ

2017/05/04 19:23
画像「ヴォルス/路上から宇宙へ」

ヴォルス(1913-1951)は音楽と詩に親しみ、独学で絵を描くようになった稀有な芸術家です。

ドイツに生まれ、1930年代にパリで写真家として成功するも、ドイツとフランスの戦争が始まると敵国人として収容所などを転々とします。不遇な環境下で描画の才能を伸ばし、第二次大戦後はサルトルら文学者に認められ、死後は「アンフォルメルの先駆者」と評されました。

本展は写真・水彩・油彩・銅版画そして言葉と、メディアを横断したヴォルスの作品世界全体を約120作品でご紹介する日本で初めての機会です。

「ヴォルス/路上から宇宙へ」
会場:DIC川村記念美術館 
会期:2017年4月1日(土)〜7月2日(日)
入場料:一般=1,300円、学生・65歳以上=1,100円、小中生・高校生=600円
休館日:月曜日
開館時間:9:30〜17:00
*入館は閉館の30分前まで

http://kawamura-museum.dic.co.jp/


記事へナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0


木×仏像-飛鳥仏から円空へ/日本の木彫仏1000年

2017/05/04 18:45
画像「木×仏像-飛鳥仏から円空へ/日本の木彫仏1000年」

本展覧会は日本の木彫仏の魅力を再発見することを目的とし、素材である「木」に注目しながら鑑賞していただく企画展です。一本の樹木にこだわり、由緒ある古材にこだわって造られた仏像。その造形に親しみ、楽しむ空間を提供いたします。

日本人は古来より樹木に対して畏敬の念をもって見あげてきました。先ごろ造替のなった出雲大社の心御柱(しんのみはしら)や、本年も諏訪大社で行われた7年に一度の御柱(おんばしら)祭りにその一端がうかがえるでしょう。

人間よりはるかに大きな樹木は、人間の寿命をはるかに超えた長い時間風雪に耐えて大地に立ち続けます。樹木は日本人にとって身近でありながらも、祈りの対象でもありました。そうした「樹」を伐り出し、大地から切り離された「木」に彫られた仏像や神像、それが本展のテーマである木彫像です。

本展覧会では仏像の素材となった木の種類、あるいは木材の用いられ方など素材に注目することによって、仏像に込められた深い意味を理解する手掛かりとし、その魅力を再発見します。

「木×仏像-飛鳥仏から円空へ/日本の木彫仏1000年」
会場:大阪市立美術館 
会期:2017年4月8日(土)〜6月4日(日)
入場料:一般=1,300円、高大生=1,100円、中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)。
休館日:月曜日(ただし、5/1は開館)
開館時間:9:30〜17:00
*入館は閉館の30分前まで

http://www.osaka-art-museum.jp/


記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0


<<  2017年5月のブログ記事  >> 

トップへ



 
TOKYO“WAI-GAYA”JOURNAL 2017年5月のブログ記事/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる